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「多趣味な組み込みSEの生活」

2015年10月19日月曜日

2週間使って感じたChromebookのデメリット

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Chromebookが届いて早2週間。これまで使って感じたデメリットと、それに対する私の考えを述べたいと思います。

目次

Windows、Macと比較したデメリット


1.できることに限りがある。

やはりまず気になるのはこれですね。
(USBメモリ、SDカードの使用は可。外付けDVDを使って読み込みだけはできるようです)

直近で困ったのはワードが使えないことですね。
簡単なことであればGoogleドキュメント等を使えばよいですが、複雑なレイアウトだと崩れてしまうためとても使用には耐えれませんでした。

2.容量が少ない。

機種にもよりますが、大体16GBか32GBのどちらかだと思います。
私のC910は32GBですが、早々にUbuntuを組み込んでしまったので残り容量は14.9GBになっています。

3.CPUパワーが少ない。

どの機種もCPUパワーはあまり考慮されていないように思います。

日本未発売機種の中にはCore i5搭載モデルもあるようですが、多くのモデルはCeleron n2840、2955u、3205uあたりを採用しているようです。

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私の考え


欠点ではなく住み分け

まず先に、CPUパワーが少ない点ですが、Chromebookを普通に使う分にはほとんど問題になりません。
なんせ動いているのがChromeだけですから。
事実、電源起動/終了ともに10秒かかりませんし、動作も非常にサクサクです。
(ただし、私のようにUbuntuを組み込んで使用する場合は使い方によってはCPUパワーを必要とします)

次に、容量が少ない点。
これは使用方法を少し工夫すればOKです。
具体的には、GoogleドライブやNASなどの外部ストレージに格納してしまえば良いのです。
例えば、カメラの写真データを取り込む場合、PC内に保存するのではなく外部ストレージに保存してやればChromebookの容量を使用せずに済むというわけです。

最後に、できることに限りがある点ですが、こればっかりはどうしようもないと思います。
ある程度は私のようにUbuntuを組み込んで、代替アプリでこなせますが、最終的にはWindows、Macに頼ることになると思います。

でもこれって欠点というより、住み分けなんじゃないかというのが私の考えです。
どういうことかというと、Chromebookの得意とすることはネットサーフィンだったりブログ作成だったりで何でも屋ではないということです。
Windowsって何でもできる代わりに何をするにしても、専門分野のデバイスにはかなわないと思うんですよね。(Macは使ったことないので言及しません)
例えば、地上波放送を見る場合、チューナーを増設すればWindowsでも見れますがテレビで見るほうが圧倒的に快適だということです。
それと同じように、ネットサーフィンやブログ作成はWindowsよりChromebookの方が処理が軽くて適しているのではないかと思います。
あ、それを言うならNASとChromebookの関係も住み分けといえますね。
NASはデータ保存を専門分野として、Chromebookの容量不足を補うという点で。

ぶっちゃけ高性能なWindowsノートPC1つあれば良いのでは?

と思う方も多いかと思いますが、いやいやそんなことはありません。
そもそもハイスペックCPUとノートPCってめちゃくちゃ相性悪いんですよ。
何故かというと、ハイスペックなCPUってそれなりの熱が発生するので排熱の考慮が必要なんですが、ノートPCの場合は構造上通気が悪くどうしても熱がこもってしまい、故障の原因になるわけです。
現に、私が前まで使用していたノートPC(某大手メーカーCore i7搭載)は、起動しているだけでファンの爆音が鳴り響き排気口付近は火傷するくらいの高温になり、購入してまだ5年も経っていませんがすでに2回も修理に出しています。。
1回めはオーバーヒートで強制シャットダウンが頻発したことでHDDが故障、2回めは熱により電源周り&マザーボードがオジャン。(実はこの故障の件、私がChromebookを選んだ動機の一つでもあります)
それと比べてChromebookはずっと使用していてもほのかに温かいだけで音も静か。
ハイスペックCPUは、ノートではなくデスクトップにする。ノートで作業したい場合は、ChromebookからリモートデスクトップでデスクトップPCにアクセスする形で作業するのが適した方法ではないかと思います。

私の考える運用方法

というわけで、情報端末を使う目的に合わせて以下のように使っていこうと思っています。

  • Chromebook:ネット(調べ物メイン)、ブログ作成、メール作成等、文字入力を多様する作業
  • Windows(デスクトップ):動画編集やRaw現像等の重めの処理が必要作業、DVD作成等デバイスが必要な作業(Chromebookからリモートでアクセス)
  • タブレット:動画視聴(テレビと併用)、電子書籍(電子書籍リーダと併用)、写真鑑賞、軽くネットが見たい時等
  • スマホ:外出時のネット、メール確認等
  • NAS:動画データ、写真データ等の保存場所。各種端末からアクセスできるようにする。

    実は、まだここで言っているハイスペックなデスクトップPC持ってないんですよねw
    まあそれは追々、動画編集等で必要に迫られたら購入しようかと思っています。
     

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